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9月17日セミナー振り返り

こんにちは、猪熊です。 ずいぶんと時間が経ってしまいましたが、9月17日に行った「インターネットで行う認知行動療法」セミナーはおかげさまで無事に開催することができました。皆様、どうもありがとうございました。 遅くなってしまい大変恐縮ですが、今回はそのセミナーのご報告を少しだけさせていただきますね。   今回のセミナーでは、事前に告知させていただいた通り「うつ病の心理教育と、U2plusベータ版を使って行う認知行動療法」をメインにご紹介させていただきました。 今回は、うつ当事者だったり、うつパートナーだったり、セラピストの方だったり、純粋にU2plusや認知行動療法に興味を持ってくださった方など、幅広い方々に ご参加いただくことができました。   まずセミナー前半では「うつ病はどのような病気で、認知行動療法でどのように回復していくのか?」というお話を、U2plusのアドバイザーであり、またセラピストとしてもU2plusでご活躍いただいている、千葉大学 小堀修先生にしていただきました。 最初は二人一組の簡単なゲームを行って緊張をほぐしてから、「うつ病とはどういうものなのか?」→「うつ病がどうして長引いてしまうのか?」→「考え方と気分にはどういう関係があるのか?」という説明をしていただきました。 さすが小堀先生です。お話は分かりやすい具体例などが多く、難しいことを頑張って理解しようとせずとも思わず「あ、なるほどね〜。」とうなずけてしまいます。 そして、U2plusで実際に利用している「U2サイクル」「FunCan」「コラム」の3プログラムについて、実際にどのようにうつ病に働きかけていくのかという認知行動療法的な説明をしていただきました。 この中では単に説明だけではなく、プログラムを行っていく上でのヒントやアドバイスなども織り交ぜられていたので、実際にU2plusを使っていただくのにもとても参考になったのではないでしょうか?   さて、途中休憩を挟んで後半は「U2plusではどのように認知行動療法のプログラムを行うのか?」というお話を東藤からさせていただきました。 ここでは実際にU2plusベータ版の画面を見ながら、「U2サイクル」「FunCan」「コラム」をどのようなタイミングで、どのように利用していけば良いのか、というご説明をさせていただきました。 東藤が実際にそれぞれのプログラムを書き込みながら進めていったので、ご自身が使っているイメージをしていただきやすかったのではないでしょうか? 最後にカウンセリングを受けにいく場合との違いなどをご説明させていただいた後、質疑応答を行い、セミナーは終了となりました。   さて、こうして皆様のおかげでなんとか無事にU2plus初めてのセミナーを無事に終了することができた訳ですが、振り返ってみるとそれはもう多くの反省点が出てきました。 東藤も私もうまくいかなかった部分に落ち込んだりもしましたが、同時に「良かった!ためになった!」などの温かいご意見もいただくことができ、今回の経験をいかしてまた次も頑張ろう!と思うことができました。   最後に、私が個人的にとても良かったなぁと感じたのが、当日になって具合が悪くなり参加を断念した方がいらっしゃったことです。 ん?どこが良かったこと?と思われるかもしれませんが、うつに苦しんでいる方が「今日はセミナーに行くのをやめよう」ときちんと自分で決断できたって素晴らしいCanだと思いませんか?しかもその方は具合が悪い中、わざわざ欠席のご連絡までくださったのです。 今後もうつ病の方でも気軽に参加したいと思えるセミナーにしたいなと思いますので、ぜひとも応援よろしくお願いします。