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いつ投薬をやめることができるのか —寛解から2年が経過してから。

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よくうつ病の方と話していて話題になるのが、「薬を飲み続けているけど、いつになったらやめることができるのか」という事です。 星和書店「こころのりんしょうa・la・carte」うつ病のお薬特集で、そのトピックが取り上げられていたので、概要をご紹介します。

服薬をやめる可能性があるかないか。

うつ病は、その再発率の高さから、糖尿病などと同様に慢性疾患として捉える見方が最近ではあるようです。 そのため、一定の条件の人たちはそもそも服薬の中止を目指さない、という方が望ましい可能性があります。 ちなみに僕は「一定条件」に一部あてはまってしまっています・・・  

服薬をやめる条件がある人達で、寛解から2年後

では一定条件外の人たちは、いつ服薬を中止できるのでしょうか。 うつ病の再発の多くは、一度寛解に至ってから6ヶ月以内に起こるそうです。 また寛解の状態を2年間継続できると、その後の再発が起こる確率が減少するとのこと。 ですので、「寛解を2年間維持するまでは服薬を続け、その後抗うつ薬を減らしていく」というのが理論的な回答になりそうです。
ここまで読まれた方は、その「一定条件とはなんぞ?」ということだと思うのですが、これは是非「こころのりんしょうa・la・carte」をお買い求めてご確認ください。 と、ちょっと星和書店さんの代わりに宣伝してみます(笑)。
うつ病雑誌プロジェクトでは「こころのりんしょうa・la・carte」を基に企画を立てていく形になると思うので、ご感想なども聞かせていただけたら嬉しいですね。