うつ病の情報なら|ゆううつ部 by U2plus

U2plusがお届けする、うつ病に関するアレコレ。

ビジネスモデルを少し変えます・売上げの一定割合を全セラピストに還元

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U2plusのモデルを改良することになりました。

U2plusに登録&実際にサイト上で協力してくれるセラピストさんたちに対して、どのようなお礼をするかという点です。 これまで

・ひとつの相談に対して複数人のセラピストが回答を書き込む ・相談したユーザーがベストアンサーを選択する ・ベストアンサーとなったセラピストに、U2plusが一定のインセンティブを払う ・インセンティブはウェブマネーやAmazonのギフト券など

これから

・ひとつの相談に対して複数人のセラピストが回答を書き込む ・相談したユーザーがベストアンサーを選択する ・U2plusの売上から30%を確保 ・その資金を認知行動療法の学習、実践、普及に関するアクションに使う

大きく異なるのは、U2plusから還元する先がセラピストさん個人から、セラピストコミュニティ全体になったこと。 内容としてはセラピスト間でレビューを行う勉強会や無料ワークショップ、教材の制作、学生への支援、地方の認知行動療法コミュニティ立ち上げ支援などを考えていますが、具体的にはセラピストのみなさんと相談して決めていくつもりです。 NPOのように、使用用途をしっかり公開していきます。

[caption id="attachment_467" align="aligncenter" width="300" caption="和菓子屋さん@箱根合宿"]箱根合宿で行った和菓子屋さんの写真[/caption] 「これまで」の考え方

U2plusはお金をいただくユーザーの方々に満足してもらうと同時に、協力してくれる認知行動療法を学んだセラピストのみなさんにも満足してもらう必要があります。 そのために何が重要かをずっと考えていました。 統計データなどから、臨床心理士は経済的に報われない職業であると認識していたので、お金に近い形で渡せればいいなというのが初期の考え。 人を助けるという志を支えにがんばっている方が多いので、副収入の手段にしてもらいたいと思っていたんです。 でも1回につき数百円のインセンティブがそれほど有効なのだろうかという疑問がつきまといます。 また、数百円のインセンティブが一番の動機になるセラピストさんはそもそもどうなのかな?という気も。

「これから」の考え方

セラピストさんたち全体に還元することで、認知行動療法を学ぶ場を拡大していくことができます。 うつの人が回復する手助けをすると同時に、セラピストコミュニティ全体の質の向上に関与できる方が、高いモチベーションを持っていただけるのではないでしょうか。 ぼくはそういう人たちに手伝っていただきたいなあとも思います。 そのスキルをU2plusで使ってもらえたらうれしいですが、対面や集団でのカウンセリングに使ってもらっても、それはそれでうつな人の選択肢が広がるので素晴らしい。 もちろん、U2plusの売上が大きくならないと還元できる範囲も小さくなるのですが・・・ 現在国が認知行動療法普及のために施策を打っているのですが、どうしても機動性には欠けるのではないかと思います。 年間予算を決めて行うもののはずなので、途中変更や追加予算などはないはずですし。 U2plusはこの世界では珍しい?民間企業なので、かなり融通が利くんじゃないかなと思います。 四半期ごとに資金を投入するプロジェクトを決めたりとか。今思いついたことですけど。 U2plusが、うつの人が認知行動療法を行うと同時に、認知行動療法を広めるためのツールになる。 うん。なかなか素敵じゃないでしょうか。