マインドフルネス、今のところの理解まとめ
- 作者: マーク・ウィリアムズ,ジョン・ティーズデール,ジンデル・シーガル,ジョン・カバットジン,越川房子,黒澤麻美
- 出版社/メーカー: 星和書店
- 発売日: 2012/11/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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星和書店さんに行った際、「うつのためのマインドフルネス実践 慢性的な不幸感からの解放」というCDつきのマインドフルネス本をいただきました。ほぼ毎日CDを聴きながら実践しています。書籍はとても興味深いし、目から鱗なことがたくさん書かれているのですがいかんせん本文のボリュームが多い... なのでまだ読み終わっていませんが、ざっくりまとめてみました。 全然的外れだったらどうしよう。
マインドフルネスの理解まとめ
なにかの出来事によりネガティブなフィーリングに襲われたとき、ひとはネガティブな思考の連鎖を起こしてしまう。 多くは過去の出来事の反芻や、将来の不安など。 とくにうつを持つ人は、破壊的な思考にいたってしまう。 それにより、本来その出来事が持っている以上に、遥かに大きなインパクトを受けてしまう。 マインドフルネスでは、以下の2つの対応をとる。
a.身体反応に注意を向けること
b.思考と距離をとること。
a.思考の連鎖をやわらげるために、表情や背中のこわばりなど、身体の反応に注意を向ける。 このときにボディスキャンで行っている、身体の特定の部位に注意を向けながら呼吸する、というトレーニングが役に立つ。
b.また思考は変わりやすい天気のように、次々と現れては消えていく。 このネガティブな思考はうつによって生まれた思考であり、自分自身の確固たる思考ではないことに注意する。 例えるならば、映画のスクリーンと客席の関係。 思考に飲みこまれているときには、劇中の人物に感情移入しているような状態。 そこから一歩引いて、思考にたいしてラベルを貼ることで、思考と距離をとる。 このときボディスキャンで行っている、常に沸いて出る思考の流れからそっときづきを呼吸に向かわせるトレーニングが役に立つ。
※ボディスキャンはCDに入っているマインドフルネスのプログラムのひとつ。付随しているプログラムを全部やると1時間かかるので、これしかやってないです。
U2plusの認知行動療法ではこんなやり方で、うつを回復させていきます。