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うつ病ワーカーの仕事作法「ラインを超えたら全力で逃げる」

「いざという時は、出社拒否してでも全力で逃げよう。うつ病になるよりずっといい」と友達たちに言ってきたぼくですが、いよいよ自分も逃げるタイミングとなりました。

 

うつの症状が悪化の一途を辿り、一線を超える気配が濃厚となってきたので、仕事とも生活とも切り離された「精神と時の部屋」に逃げ込んでこのブログを書いています。ああ、ここは静かだ。

 

今まで医療関係の方からよく言われていたのが「このラインまで達したら逃げると決めておけ」ということ。会社員であれば、

 

 「出勤するのが異様につらいのが3日続いたら」

「仕事中に吐き気が3回したら」

  

などを目安にするといいのではないでしょうか。

と言いつつ、ぼくはこのライン設定をうまくできませんでしたが・・・

 

ぼくの場合はうつ病で起業しているという特殊環境なため、「休め」と言われるのが日常なのです。それゆえ逆に自分にストップをかけるタイミングが難しい。

 

症状の悪化が急激にきてくるとわかりやすいのですが、徐々に水域があがっていって、気がつけば息ができなくなる寸前という状態まで達してしまいました。

 

自分でこれはまずいな、と思った12/3のエピソードを紹介してみます。

 

自宅の最寄り駅に駐輪場があるのですが、仕事で疲れ切っていた僕は、改札から自分の自転車にたどり着くまでに15分くらいかかってしまいました。老人のような速度でしか歩けない、たまに休憩が必要、酩酊しているかのように足元がおぼつかないという有様です。しかも泣きながら。

 

自転車にたどり着いたあと、同様にふらつきながら時間をかけて駐輪場をでようとしたところで、管理人のおじさんがでてきてお前は病気かと問われました。敷地に入ってから、様子がおかしいやつがいると観察していたのでしょう。

 

そうだ、と答えると「救急車を呼ぶからまってろ」「数時間もすれば回復してふつうになるのでそれにはおよばない。勘弁してほしい(という趣旨の短い単語)」という押し問答をしました。

 

 おじさんの「危ないから自転車には乗らせない」「救急車を呼ぶべきだ」という言葉、そもそも歩いて帰れないというのがぼくにとっては決定的でした。タクシーがないと行動できないってやばい。

 

自分の抑うつ度はU2plusの「うつと不安のチェック」で定期的にモニタリングしてたんですが、最近は常にMAX値だったのであんまり気にしなくなっていました。←気にするべき。

 

このダメな事例を参考に、みなさんは早めに逃げましょうね。

ぼくは今週静養させてもらって、復帰次第あたらしい施策をどしどし(無理せずに)打ち出して行く所存であります。

 というわけでしばらくドロン!

 

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