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「スペンド・シフト ― <希望>をもたらす消費」のガーズマさんとダントニオさんにインタビューされました。

  [caption id="attachment_590" align="aligncenter" width="590" caption="スペンド・シフトの著者お二人"]スペンド・シフトの著者お二人との写真[/caption] イケダハヤトさんからの紹介で、ガーズマさんとダントニオさんからインタビューを受けてきました。 ガーズマさんとダントニオさんは「スペンド・シフトー<希望>をもたらす消費」という本を執筆された二人です。 内容は、経済危機により消費行動が変化していて、そのシフトに対応している企業は成長を続けているというもの。 概要は ・自分を飾るより⇒自分を賢くするためにお金を使う。 ・ただ安く買うより⇒地域が潤うようにお金を使う。 ・モノを手に入れるより⇒絆を強めるためにお金を使う。 ・有名企業でなくても⇒信頼できる企業から買う。 ・消費するだけでなく⇒自ら創造する人になる。

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U2plusがうつ病経験者たちによって立ち上げられた、という点が「消費するだけでなく⇒自ら創造する人になる。」に該当するのかな? インタビューでは東藤のパーソナルストーリー、日本のうつ病問題、U2plusのサービス、日本の伝統的な価値観はどのように変化するだろうかといった内容をお話ししました。 本当はこんなこと↓を話そうかな、とイメージしていたのですが、もっとパーソナルな話が中心でした。 ぼくの両親の話とか。 以下準備していたメモ。 逆境を強みにして、自分たちで希望があるビジネスをつくっていくのは日米変わらずに見られる現象だろう。 日本では90年代から不況が続いている。スペンド・シフトが起こった原因であるアメリカの不況の比ではない。 しかし、日本で価値観の変動を伴うスペンドシフトが起こり始めたのはここ最近ではないか。 日本でも身の回りに感じるー効率性や共感を増幅させるソーシャルメディアの勃興があるのかも。 今周囲にいるスタートアップ達は、成功しても豪華な調度品や高価な車を買いあさる行為は予想しにくい。 以前のベンチャーと言えばビジネスチャンスとしてITを選んでいたように思う。 中高年に関しては、消費行動が変化したといっても、まだ不況による節約目的が大半を占めるだろう。 書籍の中で繰り返される「伝統的な価値観への回帰」は日本では起こっていなかったように思う。 しかし東日本大震災以降、日本でも価値観が変わっていくだろう。 ほとんど話さなかったような気がしますが・・・ 二人ともにっこにこしていて超すてきな紳士でした。 でも「取材用に写真とっていい?」「じゃああそこの歩道橋に上がって」「両手振って!笑顔で!」とよくわからない写真をたくさんとられたのは謎。 「スペンド・シフト」も大規模データと、地域に密着したパーソナルなストーリーがたくさんあって、とてもおもしろい本ですよ。 特に第一章のデトロイトの話が好きです。 荒廃した工業都市を、「ハイスキル労働力とオフィスが安価に使える」とポジティブに捉えてチャレンジしていく人たちのエピソード集。 ぜひご一読ください。 http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=fKdTyEjclTU