WEB認知行動療法の報告-U2サイクルの画面や内容
「最低限のプロトタイプを何人かに使ってもらって、開発にフィードバックしよう!」というU2plusパイロット版の途中報告その2です
U2サイクルの概要
U2サイクルという名前で、自分が陥りがちなうつサイクルのパターンを作ってみようというプログラムです。(認知行動療法の用語的にはケースフォーミュレーションというみたいです。) まずは自分オリジナルのパターンを把握して、FunCanや、その後の認知行動療法プログラムによって、どのようにうつのサイクルから抜け出すかを理解しようという目的です。
U2サイクルの画面
作成画面はこんな感じです。 質問に応えていくことで作成。 例文も載っています。 「ヒント」にカーソルを合わせると、さらに具体的な問いかけがでてきます そして作成される図はこんな感じです。 入力したテキストがダイアグラムの形で表現されます。 そこに、セラピストの先生から一言コメント。 他のユーザーから「参考になった」と投稿してもらえます。 FunCan同様、ほかのユーザーが作成したU2サイクルを見ることができるし、ユーザー名を隠しての投稿も可能です。
今のところの課題
まだ「こなれてない」感じ 作成画面の操作性がまだまだだったり、できあがったU2サイクルの見せ方をわかりやすくしたり、参考にするテンプレートがあった方がいいかな?と思ったりしています。
U2サイクルの理解 FunCanと違って、考えながら複数のテキストを入力するので、ユーザーの方の負担がちょっと大きいです。
なので、「そもそもなぜU2サイクルを作るのか」「作ったあと、どんな行動でうつのサイクルから抜け出していくのか」をわかりやすくしたいですね。
まとめ
今の時点でU2サイクルを作ってくれたのが10人くらい。 作った人の感想と、作っていない人の感想を比べてみたいと思っています。 シンプルな画面で、かつより色々な意味で腑に落ちやすい。 んー難しそうですが、すでに改善のアイデアはいっぱいあるので、引き続きがんばりますー。