うつ病の情報なら|ゆううつ部 by U2plus

U2plusがお届けする、うつ病に関するアレコレ。

U2plusが正式オープンしました。東藤の雑感あれこれ。

家の前の公園

企画のディスカッションを始めて1年半、クローズドベータ版を経ていよいよU2plusがはじまりました。CNET Japanさんでも取り上げていただいています。

患者だからこそ作れた--うつ病回復支援サービス「U2plus」

 

 

U2plusは日本のうつを減らしたいと思っています。そのために100人や1000人ではなく、1万人や10万人単位の方にインターネットで認知行動療法を使ってもらえる仕組みをつくりました。

 

たくさんの専門家の方々ー臨床心理士、精神科医、産業カウンセラーなど方々ーからオーダーメイドのアドバイスを募ることができます。

 

今は「専門家ーうつの方をつなぐサービス」ですが、将来的にはうつから卒業した人が今うつで困っている人にアドバイスを提供する仕組みにしたいです。うつの方が50万人いても、うつから卒業した人が100万人いれば参考になるアドバイスがたくさんもらえるはず。

 

 

ベータ版ではメンタルヘルスで困難に遭った方々のやさしさに気がつきました。朝ちゃんと起きれた、会社に行けたというだけで、みんなから「いいね!」と言ってもらえる空間です。「荒れた/暗いコミュニティになるんじゃないか」と指摘する人もいましたが、そんなことはありませんでした。よかったことを共有して、つらいことを分かち合う場所になっています。

 

 

U2plusはNPOではなく株式会社を選択しました。

サービスをよりよくし、よりスピーディーに動いていくためにはその方がいいと思ったからです。自分に給料が払えなくて、ヤフオクで本やオーディオを売ったり、他にも色々工夫して生活することになりました。が!ついにスタートアップ企業として投資を受けることができる気配です。きちんと利益をだせるし大きくなる企業だろうと判断してもらえました。

ありがたいですね。

 

 

スタートアップはどこもそうでしょうが「誰もこのサービスを必要としていないんじゃないか」という不安と「このサービスは世の中に必要だ」という確信の間で胃が痛くなる日々を送っています。さっそく有料会員になっていただいた方には本当に感謝しています。ありがとうございます。

 

 

病院、企業、家庭、セラピスト、産業医、行政、当事者。今はそれぞれがうまく連携をとれていません。U2plusがそれらをつなぐハブになることができたらいいと思っています。WEBだけで全てが解決するとは思っていません。診察や対面カウンセリングなどとうまく連携する将来を考えています。みな一緒にメンタルヘルス問題に取り組みたいです。

 

 

ベータ版に参加してくれた方々のアンケートをもとにして、「安すぎる」「経営は大丈夫か」とやんややんや言われる価格設定になっています。

起業家的な節約精神とスケールするための試行錯誤で大丈夫にします。

そのうえで、協力していただいているセラピストの方々全体に色々なかたちで還元していくつもりです。

 

 

ぼくは1年半前はうつ病でかつニートという困った状態だったのですが、そのときに思った「こんなサービスがあればいいのに」というものをつくることができました。

一緒に作り上げてくれた小堀先生、中島先生、猪熊、川村さん、駒形さん、佐藤さん、大澤さんありがとう。

 

 

もしよければフリープランに登録して覗いてみてください。

 

 

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