「ゆううつ部!」見本が来たのでビジュアルレビュー
発売前に見本をいただきました。内容は置いておいて、デザインを色々な角度から検証してみます。
表紙はこんな感じ。タイトルが下部にあるというちょっと斬新な構図。しかしかわいい。
帯を外したデザインも好評です。
カバーを外すと、「部活」ということで学校のノートっぽいデザインに。
はい、なぜかU2plusでおなじみのパンダがそこかしこに出没しています。特に理由はありません。新キャラをつくる時間がなかったわけでは決してありません。
プログラミングをやると最初に画面に「Hello world」という文字を表示させるんですが、うつからの社会復帰ということで「again」を追加してみました。どこにこの文字があるかはお楽しみ。
表紙イラストのB案です。みんなお気に入りのイラストだったので、こちらに配置されました。当初このイメージを伝えたくて「レ・ミゼラブル」で行きましょうよ」と会議で言ったものの、誰もニュアンスつかめず。できあがったら「レ・ミゼラブル」だった。
そして裏面。なぜか帯の裏だけフルカラー!予算かかってます。 というわけで、本のデザインにもこだわったつくりとなっております。 この辺りは編集K林さん、デザイナー植草さん、ヨシムラマリさんワークですね。 素敵な本にしていただいてありがとうございます。 おまけ 冒頭の文章は伊丹十三監督の映画「タンポポ」から台詞の引用があります。 これ、ポプラビーチ連載版と書籍では内容が異なります。 WEB連載版だと
「人はね、だれもが自分の階段を持っているの。大切なのは、生きている間に、その階段をどれだけ高く登れるかということなのよ」
書籍版だと
「だれでも自分のはしごを持っているのよね。そのはしごの精一杯上の方で生きている人もいれば、はしごがあることにも気づかずに地べたに寝転んでいる人もいるのよ」
正しい引用は書籍版。とうどうの朧気な記憶による引用箇所を、編集者K林さんが映画を見て修正してくれたのでした。編集者さんすごい。でもニュアンスは記憶改変版の方がすきです・・・
U2plusの認知行動療法ではこんなやり方で、うつを回復させていきます。